40代の男性
仕事も頑張っていて、自分にも自信があって、プライドも高い方
真剣に結婚に向けた出逢いを求めて、結婚相談所に入ってきています
そして、いい感じで交際して、女性側はOKなんですが、、、なかなか決断できない。。。
そんな40代の男性が結構増えてきているような気がします・・・
普段面談していて「私は、エンジンかかるのが遅いんです。。」
「気持ちが高まるまでに少し時間がかかるんです。。」
というようなお話をされる方の中に、多いような気がします
そんな方々には、交際初期の段階で、こんな質問をすることがあります
ちょっとブログには書きづらいんですが・・あまり露骨に書くと、皆さんから特に女性から誤解されそうですので・・ネ
おばさんからの質問と前置きして聞いています
お相手の女性のこと、いとおしく感じてるの
キスしたいと思うの
その延長線にあるようなこと・・をお聞きします。
照れながらでも、ハイ!と返事が返ってきたときは、交際が続けば早目に結婚が決まります
まだ知り合ったばかりだから・・・これから、そんな気持ちも湧いてくると思います
そうなるように頑張ります
どんどんデートしていきます
こんな返事が返ってきたときは、交際が順調に進んでも、最後に男性が決断できなくて、ずるずるして、いやな結末を迎えることが多いです
本人は、結婚に向けての焦りもありますので、結婚を決められない自分を攻め始めます
このままでは、一生結婚できないんじゃないか・・という大変な不安が訪れます
辛いんです
でも結婚に向けて決断できないんです
結婚するプロポーズすると、決断出来ればどんなに気持ちが楽になることでしょう
自分が情けなくなってきます
自分は結婚に向いていないのかもしれない・・なんて悩みます
お相手の女性とは楽しくお付き合いできてます
相手のことも評価できるし・・友達としてはうまくやっていける間柄だとは思うけど・・
相手の女性が、それなりにアプローチしてきてくれるので、会っているときは楽しいんです
でも決断できないんです
こんな時、交際初期に質問したことを、再度質問してみます
キスしたいと思わないの
一夜をともにしたいと思わないの
本当はもっとストレートな聞き方してるかもしれません
う~ん・・という返事が返ってくることが多いです。
そんなときは、思い切って交際終了にしたら・・・とアドバイスすることがあります
そうすると「あれ、名取さんは結婚させたいと思ってないの」という反論を受けちゃいます。。
そう、相談所の仕事は、結婚に向けて会員の背中を押すことにあります
だけど、これ以上お付き合いを進めてもきっと決断できないんだと思います
それは、本人が決断する能力を持ち合わせていないんじゃなくて、お相手を間違えてるからなんです
間違えているというより、最初から「保険」だったんだと思います
何人かとお見合いして、何人かと交際がスタートしないと、自分に魅力が無いんじゃないかと不安になります
だから、お見合いのお返事の段階で、無意識に保険かけてしまうのでしょう。
女性の場合は、お見合いではそれほどでもなかったけど、交際していくうちにお相手に気持ちが移っていく気持ちが高まっていくことが多いです
男性の場合は、徐々に気持ちが高まるということは少ないと思います
もちろん、お見合いの2時間程度じゃわからないので、交際になって2~3回デートしてみる必要はあります
その段階で、交際を続けたいと思うのかどうか
この人と、縁があれば、俺が一生守ってやる
おれがこの人の将来を守るんだ
縁が結ばれるかどうかは、相手の気持ちもあるので不安だけど、自分のスタンスは結婚に向けて前に進めていきたい
そんな気持ちを持てていたかどうかが、結末を左右することが多いと思います。
お付き合いしながらも、他の方にもお見合いの申し込みしながら、お付き合いを進めていっている場合・・
本人は意識していないかもしれませんが、自分の「保険」として交際を継続していたんじゃないでしょうか
保険としてスタートしたから、一生懸命な彼女の気持ちに応えようとしてみても、なかなか結婚の決断ができないのだと思います。
私の経験だけじゃなくて、仲人仲間でもよく議論しますが、「保険」は保険であって、成婚にはつながらない。というのがほぼ統一された見解です
男女の仲ですから、もちろん例外は沢山あります
でも、こんな事例はよくあるのも事実です