長野県唯一の老舗結婚相談所

花岡結婚センター 代表 名取裕子です。

 

昨年担当した、32歳の女性会員様の話です。

医療関係のお仕事をされている方で、明るくて素直、いわゆる“恋愛体質”の女性でした。

初回面談で彼女が言った言葉が、とても印象に残っています。

「好きになれない人ばかりなんです。いい人だとは思うんですけど、どうしても気持ちが動かなくて…」

 

詳しくお話を聞くと、マッチングアプリ他の結婚相談所約1年活動していたそうです。

出会いの数は少なくありませんでした。

仮交際までは進む。

でも、毎回同じところで止まってしまう

「この人じゃない気がする」その感覚の繰り返しでした

 

ただ、よく話を聞いていくと、ある共通点がありました。

会う前から“恋愛感情が湧くかどうか”を基準にしている

・相手の良さを見つける前に“ときめかない”で終わらせている

最初の数回で判断しようとしている

 

は彼女に、少し踏み込んで聞きました。

結婚相手を探しているのか、恋愛の延長を探しているのかどちらでしょう

彼女は少し黙ってから、こう言いました。

「たぶん…恋愛の延長を探していました」

 

 

ここが最初の転機でした。

私は、婚活の進め方を“感覚任せ”ではなく、少しマーケティング的な視点で整理してみましょう、と提案しました

婚活も一種の活動です

感情だけで判断すると、どうしてもが大きくなります

 

一緒に見直したポイント

「好きになれる人を探す」から「関係を育てられる人を探す」へ

→ 最初の印象で判断しない

→ 3回会ってから判断するルールを作る

 

 “ときめき”ではなく“安心”を観察する

→ 話していて疲れないか

→ 沈黙が気まずくないか

→ 価値観のズレが大きくないか

 

③ 自分の見せ方も整える

→ 忙しさを理由にしていた、身だしなみ生活リズムを整える

→ 会話の中で、自分の考え日常具体的に伝える

 

彼女は最初、こう言いました。

「頭では分かるんですけど、気持ちがついてこない気がします」

それは当然です。

 

恋愛体質の方ほど、感覚を変えるのは簡単ではありません

でも彼女は素直でした。

「やってみます」と言って、実際に行動を変えました。

すると、2か月ほどして変化が出てきました

 

「前より会話が楽しいです」

「好きというより、居心地がいい人が分かるようになってきました」

そうして出会ったのが、同年代の男性でした。

派手さはない。

強烈なときめきもない。

 

でも彼女が言った言葉を今でも覚えています。

「この人となら、普通の毎日が想像できるんです」

そして男性もこう言いました。

「一緒にいると自然体でいられる人だと思いました」

 

この言葉が出るときは、流れが変わります

その後、交際は穏やかに進み、成婚退会となりました

退会の日彼女が言った言葉があります。

 

「前は“好きになれるかどうか”ばかり見ていました。

でも今は、“この人となら穏やかに暮らせる”と思えます」

そして少し笑いながら、こう続けました。

「もっと早く、この考え方を知りたかったです」

 

 

婚活では、出会いの数足りない人もいれば、出会っているのに進まない人もいます。

後者の多くは、やり方ではなく“見方”が少しズレているだけです

恋愛感情を大切にすることは悪いことではありません。

でも結婚は、感情だけでなく、生活と時間を共有する関係です。

 

・一緒にいて疲れないか

・価値観をすり合わせられるか

・普通の時間を心地よく過ごせるか

ここを向けられた人から、ご縁が動き始めます。

 

彼女は特別な美人でも、特別なハイスペックでもありません。

でも、“考え方を変える勇気”がありました

婚活が動く瞬間というのは、条件が変わったときではなく、見方が変わったときに訪れることが多いのです

 

さっ、今からでも一緒に婚活をがんばって成婚を目指しましょう

あなたならできる