こんにちは

 

昨年、39歳の女性会員様を担当しました。

会社員として長年働き、役職もつき、仕事は安定。

そんなタイミングで、ふと考えたそうです

 

「5年後、10年後、私は誰とご飯を食べているんだろう」

それが入会のきっかけでした。

年齢のことも正直あったと思います。

「40歳を前に、ちゃんと向き合わなきゃ」と。

見た目も清潔感があり、会話もスマート、いわゆる“しっかりした大人の女性”

 

お見合いは沢山組めました

交際にも進みます。

でも、2ヶ月経っても決め手がない

彼女の口癖はこうでした。

「悪くないんです。でも、なんか違うんです」

 

深掘りすると、ある傾向が見えてきました。

・条件はクリアしているか

・価値観はズレていないか

・将来困らない相手か

全部、“減点しない相手”を探していたんです

 

ご相談に来られた際、私は聞きました。

「〇〇さんは、どんな毎日を送りたいですか?」

彼女は少し黙って、こう言いました。

「…考えたことなかったかもしれません」

ここが転機でした

 

 

彼女はずっと、“合う人”を探していた

でも、自分がどんな人生を送りたいかが言語化できていなかった。

そこで私は、少し宿題を出しました。

 

■やったことはシンプルです

① 理想の“結婚相手”ではなく“理想の平日”を書く

→朝起きて、誰とどんな会話をしているか →休日はどんな時間を過ごしているか

② 「安心できる瞬間」を言語化する

→静かな人がいい? →たくさん話す人がいい? →外向的?内向的?

③ 自分が無理している癖を洗い出す

→相手に合わせすぎていないか →“大人の正解”を演じていないか

 

彼女は最初、「婚活なのに自己分析なんですね」と言いました。

でも、ここから変わりました

ある日、彼女が言ったんです。

「私、ちゃんとしてる人じゃなくて、ちょっと抜けてる人が好きかもしれません」

 

今まで、“安心できそうだから”と堅実で真面目な男性ばかり選んでいました。

でも本当は、

・少しユーモアがある

・感情を素直に出す

・仕事以外の世界を持っている

そんな人に惹かれていた

 

そこから、お申し込みの方向性を変えました

条件の幅も少し広げました。

しばらくして、一人の男性と出会います。40歳、技術職。

初回デート後の報告で彼女は言いました。

「すごく落ち着きました。無理して話さなくていい感じでした」

私はすぐに言いました。

「それ、大事にしてね」

 

彼女はもう“評価”していませんでした。

「年収はどうか」よりも「この人の隣で、私は自然か」

交際はゆっくり進みました

焦らない。駆け引きしない。

無理に盛り上げない。

 

彼から言われた言葉が印象的でした。

「一緒にいると、ちゃんと自分でいられる」

成婚退会はすぐそのあとでした

彼女はこう言いました。

「最初は“40歳までに結婚”が目標でした。でも今は、“この人と生きていく”が自然に目標になっています」

 

 

年齢は事実です

でも、不利かどうかを決めるのは“年齢”ではなく“姿勢”。

彼女が変えたのは、条件ではなく軸でした。

 

・私はどんな生活がしたいのか

・どんな空気の人が合うのか

・どんな自分でいたいのか

ここが見えた瞬間、相手選びが変わった。

 

39歳だからこそ、自分軸が見えたときの強さは圧倒的です。

焦っていたのは、時間ではなく“世間の基準”。

でも本当に必要だったのは、「私はこう生きたい」という輪郭でした。

 

婚活は、相手探しの前に自分探し

そこを一緒に整理するのが、私たちの仕事です。

 

彼女は特別な美人でもありません。

超ハイスペでもありません。

でも、自分の軸を持った瞬間に、ご縁は動きました。

年齢ではなく、覚悟。

条件ではなく、方向性。

ここが整うと、婚活は急にシンプルになります

 

 

本人は気づきにくいけれど結果に直結している婚活女子の心理

安心よりドキドキを求めてしまう。

恋愛の延長で相手を見ると、刺激の少ない人を「物足りない」と感じがちです。

しかし結婚生活で必要なのは安心感です

成婚していく方の多くが「最初はドキドキしなかったけど、居心地が良かった」と話します