昨日、来店された50歳代の初婚男性からこんな質問を受けました
『僕の母親と同居してくれる女性は見つかりますでしょうか?』
え、今、この時代に・・? と思われるかもしれませんが、実はこの質問って、今の時代でも結構、多いです。
特に、40歳代、50歳代の男性からよくいただく質問です。
お父様が亡くなられて、お母様といっしょに暮している
他の兄弟、姉妹は既に結婚して家を出てしまっている。
お母様も高齢なので、結婚したら自分と母親とが暮らしている家に、女性に入ってもらえたら・・・
そうですよね…ご事情はよくわかります
お気持ちも、とってもよくわかります。
でも、結論から言いましたら、これをプロフィールに「親と同居」として書いてしまうと、そんなに婚活は甘くないのが現状なのです
最初から、これを条件のように出してしまうと、お見合いを組むことは、そうカンタンではないのです
なぜなら、お相手となるお年頃の独身女性たちも、同じような状況にあることが多いからです。
たとえ、女性のご両親がご健在であるとしても、高齢になりつつあるその生活は、娘といっしょに暮らしていることで成り立っているという場合も多いのです。
誰もが自分の配偶者になる人には、自分の親を大切にしてもらいたい…と、そう願っている事も多いのです。それは男性も女性も同じです。
じゃあ、どうすれば、解決できるのか
こんな手がありますよ。
以下は、かつて私が、男性会員さんと知恵を出し合って、成婚までたどりついた例です。
★ お見合いの席やその後のデート2~3回目までは、この同居の話題は口にしない。
★ とにかく交際まで進んだら、お互いにこの人しかいない~って思えるところまで、二人の愛情を育てていく。
★そうなった段階で、先に自分(男性)のほうから、これからは女性の両親を大切にしていく気持ちがあることを伝える。先に自分のほうから与えるというところが、ポイントです
そうすれば、自然と両方の親御様を、今後は二人でいっしょにお世話していきましょう!という雰囲気になっていくんですね
実は、まずこんなふうに、二人の気持ちが寄り添ってくると、親御様と同居するか、しないかは、さほど問題ではなくなってきたりします
ものの見方が複眼的になってきて、同居にこだわらなくても、親御様が満足できるようなサポートを、二人で協力すればできることがわかってきたりするからです。
この男性会員さんは結婚後、ご自分のお母様との同居で新婚生活を始めました。
そして週末は、できる限り奥様と一緒に、奥様の実家へ顔を出し、何かあれば手伝いに行くようにしていらっしゃいます。
いかがでしたでしょうか・・・?