最近、会員さんから「名取さん、デートの食事だけど、いいお店を紹介して・・!」と相談されます
お洒落っぽいお店がやたらと増えて、デートのお店選びが逆に難しくなっています。
特に目立つのが、大手グループ企業の一環として、チェーン展開しているような、いわゆる、ダイニングレストランの類です。
空間コーディネー ターや建築家がアタマを捻ってモダンな内装を施し、話題の店なるものを次々に誕生させてしまうのには、ビックリします
でもね・・これでデートのディナーは事欠かないかというと、ちょっと違うかな!
お手頃価格は別として、あらゆるニーズに応えようとしたことによって、皆似かよってしまっている
こういったお店は常に混んでいるから、店内は騒々しいし、隣の席は会話がまる聞こえになるくらい近かったりしますね
個室に入ってしまうと、オー ダーをなかなか取りにきてくれないし、お店のスタッフはマニュアルどおりのセリフをロボットのようにしゃべる
ホステス顔負けのその作り笑顔は心がこもっていなさすぎて、なんだかシラけてしまう。
このテの店がグッと増えたがゆえに、このテを利用する男性もグッと増えているようで・・・。
それにね、こういう店(オシャレ&リーズナブル& チェーン店)だったら、ハッキリ言って女同士でも行けるんだよね。
男性には、手近で済ませず、セレクトに熱を込めてもらいたいのです
たとえば、同じ高級店に行くにしてもね、ボーナスなど臨時収入があり、「よしっ!高級レストランへでも行ってみようか。調べてみるよ!!」って彼女に言ってみて
いくつかの候補を挙げられたら想像して選ぶ楽しみが増えるし、何よりも特別に考えてもらっている感にドキドキしてくる
女性は、special と言う言葉が大好きです。・・私も・・笑
自ずと、お洒落にも気合いが入ります。
高いか、リーズナブルか、ってことは問題じゃない。
そこに熱意があるかどうかが、オンナは大切なのです。
ご理解いただけたら、いざ彼女を誘うとき、お店は2パターン用意しておきましょう。
それは、有名店と隠れ家的なお店です。
有名店のほうは、 行ったことがあるかないかを率直に聞いてみる。
女性が「ない」と答えたら、「僕がとても好きなところだから」と言って、好きなお店にぜひ連れて行きたい →大切に思っているという気持ちを伝える。
「あるわ」と答えられて、相当いろんなレストランに行ってそうな気配を感じたら、迷わず隠れ家的な店でいきましょう。
「そんな隠れ家なんか知らないよ」っていう男性は、普段あまり行かない街へ足をのばしてみてください
もちろん前もって、風情があり、料理もイケてるお店を探すのです。
最初は入りにくいかもしれないけれど、競争の激しい飲食業界、数回行けば、顔馴染みになれますよ
意外にも、良心的なお店もたくさんあります。
そんな探し歩く時間がないという方は、ネットでも、ま、いっか。
口コミ情報は満載だし、今はいろんなことをいろんな人に聞けちゃう便利なご時世。
連れて行くのが楽しみになる、アナタならではのご自慢の隠れ家をぜひ見つけてくださいね。
「また連れて来てね」って、彼女はきっと言うはず。
「君の為に選んだ店」という熱意にオンナは弱いんです